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交流会について

かんもくちばでは、場面緘黙・全緘黙の当事者・経験者を対象とした交流会を開催しています。​

​交流会は、異なる年齢性別や生活環境、症状や経験を背景にした参加者の方が集まる場ですが、できる限り全員が楽しめる交流会にしたいと思っています。

​また、自助グループは「相互扶助」や「お互いが対等な関係であること」を前提としているので、参加者同士で協力し合って気楽に参加できる雰囲気の交流会になることを願っています。

​かんもくちばの交流会で実施していること

​かんもくちばでは、話すことに負担を感じている人や、聞くだけで参加したいという人でも気軽に交流会に参加できるような方法を模索しています。以下では、そのいくつかの例を紹介します。

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参加方法カードの配布

​参加者が各自で参加方法を選ぶことができます。カードを提示することで、他の参加者にも自分がどの参加方法を希望しているか知らせることができます。

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オープンチャットの活用

事前に参加者の方に交流会用のオープンチャットに入って頂き、当日はチャットと口頭で会話ができるようにします。

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ホワイトボードの貸し出し

「文字で会話をしたいけれどオープンチャットに入ることができない」という参加者にはホワイトボードの貸し出しをしています。

交流会のルールと注意事項

基本的に交流会は、他の参加者や利用している施設・お店の迷惑にならない限り自由な場ですが、参加者が安心して交流会に参加できるようにするために、以下のようなルールを設けています。

  1. ​交流会の参加対象者はかんもくの当事者・経験者とその付き添いの方になります。診断の有無は問いません。かんもく以外の症状の方は対象外ですが、かんもくとその他の病気や障害(例:発達障害、社交不安症など)を併発している方は参加可能です。

  2. ​交流会で配慮してほしいことがありましたら、お申込み時にお伝えください。可能な範囲でご対応いたします。

  3. ​自己紹介や雑談、テーマトークなどで話しづらいときには、「パス」することができます。

  4. 気分がすぐれないときや急用などで途中退出することも可能です。

  5. ​交流会に参加する際のお名前は本名・仮名(ハンドルネーム)どちらでも構いません。

  6. 場面緘黙の当事者・経験者の集まりなので、他の参加者に話すことを強く促したり、プレッシャーを与えないようお願いいたします。

  7. ​会話の内容は基本的に自由ですが、他の参加者に不快感を与える発言や迷惑行為はNGです(例:差別的な表現や他者の価値観の否定、ハラスメント、誹謗中傷、意見の押しつけや求められていないアドバイスなど)

  8. ​連絡先を交換する場合、強要はせず、双方の合意のもとでおこなってください。

  9. 顔や姿など個人が特定される写真を撮影する場合は、必ず本人の許可を得てください。また本人の許可なくブログやSNSへ個人情報を掲載することも禁止します。

  10. ビジネス・政治・宗教等の勧誘、営利目的の活動・募金は禁止します。

  11. ​他団体の話題自体は禁止ではありませんが、交流会の最中に過度な宣伝やパンフレットの配布はお控えください。

  12. ​二次障害(うつ病、統合失調症)や身体の疾患がある方の参加も可能ですが、症状が深刻な場合は比較的安定しているときのご参加をお勧めします。

  13. ​高校生以下の方は、保護者の承諾の上でご参加ください。

  14. 参加者同士でのトラブルは当団体での責任は負いかねますのでご了承ください。

  15. ​ルールをお守りいただけない場合、途中でも退出していただいたり、今後の参加を禁止したりする場合があります。

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